新聞記事を比べる 校長先生の新聞紙芝居
今日の校長先生の「新聞紙芝居」は4年生。
昨日の福井新聞と日刊県民福井に紹介していただいた本校6年生の記事を紹介し,比較しました。
どちらも,6年生が台湾の小学校と交流し,大きな絵を仕上げたことを紹介しているのですが,最初の1文を比較すると,取材した記者が注目しているポイントが違うことに気がつきます。
勝山市荒土小の6年生が台湾の小学校と協力し,コロナ禍後の世界に大切なことをテーマとした大きな絵を完成させた。(福井新聞)
勝山市荒土小学校の六年生が八日,互いに学び合いながら壁画を描くプロジェクトを通して交流を続ける台湾の学校の子どもたちに向けて,校内でビデオメッセージを収録した。(日刊県民福井)
どちらも主語は「勝山市荒土小学校の6年生」ですが,述語は「絵を完成させた。」と「ビデオメッセージを収録した。」と違っていることを4年生が見付けました。
福井新聞は成果である「絵の完成」に,日刊県民福井は交流のための「ビデオ収録」に注目しており,同じ記事でも,記者が何を伝えようとしているかによって内容が変わることを説明しました。